創業セール 防具その1
こんにちは!
明日から栄光武道具の地元、越谷で関東中学校剣道大会が行われます。
もちろん出店しますので、皆様ご来場の際にはぜひぜひお気軽にお越しください!
そしてサマ―キャンペーンも明後日までの10日までとなっています。
その後今月23日から創業セールを開催しますが、
今日はその創業セールの防具をご紹介したいと思います。
まず第一弾としてこちら!蜻蛉シリーズのNEW防具、その名も手刺2.0分織刺の「武州伊織」
この防具、業界初の鹿革を使っていない高級手刺防具なんです!
どういう事かといいますと、通常高級防具には織刺防具でも紺革防具でもアゴやヘリ皮には鹿革を使用します。
この武州伊織はアゴ・胸・ヘリの全てを武州の高級藍染木綿「褐」で作られています。
武州の「褐」の生地は元々防具用に作られた紺反のなかでも、圧倒的な糸の打ち込みの量で
柔らかく丈夫な生地で有名です。つまり極細の糸で作られた高密度の紺反ということです。
アゴ・胸・ヘリ部分に紺反を使用するということはいままで誰も作ろうとしなかったと思いますが、
やろうとしてもおそらくなかなか出来ない技術だと思います。
特にヘリ部分が分かりやすいですが、革だと伸縮性があるので自由がきき作りやすいです。
しかし紺反(袴の生地)はご存じの通り伸びません。
ですから裁断・縫製する際には難しく、高度な技術を要するのです。
この薄く強い紺反は見た目のシャープさを生み、全くと言ってもいいほど動きを制限しません。
アイディア製品ではなく、栄光武道具の技術が成せる匠の手刺防具に仕上がりました。
写真のアゴ・胸もヘリも袴と同じ紺反で作られているんです!
ヘリが薄い為、布団の良さを最大限まで発揮しています。また布団とヘリに段差がないほどシャープな姿!
胸裏は汗に強い茶のなめし革。
ちなみに胴台はファイバー生地胴が標準で装備されています。
飾り糸・曙光糸も京都から取り寄せた特別な糸。独特な色の風合いが自分にはたまりません。
この写真で見える内輪、面布団、アゴ、アゴ内垂も全部紺反です。
違和感はないと思いますが、そう考えるととても不思議な感じがします。
布団の刺しもやっぱりめちゃくちゃ綺麗です!!裏側が綺麗な商品は品質に間違いはありません。
銘はふんだんに紺反をつかっている所から武州を取り入れました。
それに織刺ベースという事と剣道家に慣れ親しんだ響きで「伊織」という名にしました。
この「武州伊織」23日から15セット限定でモニター価格として
158,000円(税別)で販売致します。