総角
今日はブログ二段打ちでーす
「総角」って何て読むか分かりますか?
「あげまき」って読むんですが、読めるかぁ〜って感じですよね
兜の後頭部分にある紐を結んである所の名称です。
この金色の紐の部分です。
基本的には結び方自体の事です。「総角結び」という昔の子供の髪の結い方の一つで、死者の霊魂から子供を守る結び方だったらしいです。
魔除けの意味がという事で今でも大相撲の幕の下とか神社の幕の下にはこの結び方の房が下がってるんですよ〜。
魔除けだから鎧に付けるのは分かりますが、後頭部って所が意味深ですよね?
これは背中を見せると敵に捕まれて兜を取られるから、あえて「背中を見せない覚悟。」として付けてる意味があるらしいです。
これは日本人ならではの「むす美」ですよね
みんな「魔除け」と「覚悟」と「縁起」を身につけて戦いに挑んでいたんですね。
敵も味方もそれだけ共通な感覚を持っていながら殺し合うって不思議な感じがしないですか?
どんな心境だったんでしょう?
ちなみに結び方の十文字は「蜻蛉」とも呼ぶらしいです。
また出てきました「蜻蛉」
そんな思いも含めた栄光武道具の看板防具「蜻蛉」
近々お知らせがあります
こうご期待