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胴の胸

こんばんは。今日は自分も大好きな胴の胸についてちょっと書きたいと思います!


新しいカタログや栄光チャンネルの動画でもいっていますが、
胸というのは技術が詰まっていて同じようデザインでも作る人によって違ってきます。

最近はいろんな剣道具屋さんがオリジナルの雲型を出していますよね(*^_^*)

胸を作る時にはいきなり黒い胸の革に針を刺していくのではなく型紙を作ります。
その型紙を胸の黒い革の上に置いて穴を開け、それから曙光糸を通していきます。
mune katagami.jpg
↑これがオールベタ総波千鳥の型紙です。ここに全部糸を通していくんです!
mune anaake.jpg
↑これがポンチで穴を開けているところ。よくある「刺」というのは直接糸を通すのではなく、
こうやって2つ穴を開けてから曙光糸を通すのです。

赤の印がついている雲型も同じように穴を開けてから飾りを入れていきます。

栄光武道具の胸はこの穴開けのポンチが小さいので刺し糸が深く入り綺麗な胸に仕上がるのです!!
これが高等技術!!



munekatagami.jpg

↑これが今までオリジナルで作った胸の型たちの一部。
これからもどんどん良い物を作っていきますよ!!