剣友
先ほど 福島から帰ってきました。
途中6km 110分という恐ろしい渋滞にはまりましたが、そんなことは全く気にならないくらいに貴重な経験をさせていただきました。
今日は以前からお付き合いがあり教員をされているお客様の元へ防具をお届けにあがりました。
部活中に被災に合い、今も自宅には戻れずに避難しているそうです
とても熱心に部活に励んでいる生徒さんと先生。
なんとか剣道を再開したいとは思いつつも防具が無い状態
そんな中、先生からご協力のお電話を頂きました。
とり急ぎ防具をご用意させて頂いたのですが、曙光が胸・顎とで異なったりサイズも確りあっているのか確認できないまま 本日お伺い致しました。
とても本来の商売ではありえない防具に私個人も申し訳なさを感じながら訪ねたところ
先生方始め、男女部員の両主将、保護者の方々までのお礼を頂きました。
皆さんとても大変な思いをされているのにも関わらず笑顔で迎えてくださり
生徒さんが防具を手に取って喜ばれている姿は昔クリスマスにプレゼントを受け取ったかの様に
純粋な表情に胸が痛くなりました。
いつか私も剣道具をもってこの生徒さん達や先生方と剣を合わす機会を持ちたいと思います。
本日伺った学校は正直この大きな震災での出来事の一つです
もっと もっと沢山の剣友 否 被災者の方々が様々な毎日を送っています
私たちに出来る事は本当に小さな事だとは思いますが
心を繋いで行きたいと思います。
今日は本当にありがとうございました。
また 本日 弟の義君が私たち兄弟の母校である巣鴨学園さんから是非被災地の皆様へと沢山の防具のご提供して頂きました。
学校長、恩師の小川先生 大畑先輩 ありがとうございました。